yuccaのつれづれ

家族との日々。映画、ドラマ、本のレビューなど

【ブログ】ロミオ&ジュリエットを梅芸で観劇しました

 7月10日(土)12:00公演の「ロミオ&ジュリエット」と、梅田芸術劇場で鑑賞してきました。

先日のブログでは配信で観た感想を綴ったのですが、その時とはキャストさんも違います。

配信を見た際の記事↓

yucca24.hatenadiary.com

 

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今回のキャストは

ロミオ:甲斐翔真

ジュリエット:伊原六花

ベンヴォーリオ:前田公輝

マーキューシオ:大久保祥太朗

ティボルト:吉田広大

死:小㞍健太

(全て敬称略)でした。

 

ロミオ役の甲斐翔真さんと、ベンヴォーリオ役の前田公輝さんは同じキャストでした。

わたしはチケットをアミュモバ会員で取っています。

つまり、甲斐翔真さんのチケットなんです。

マリーアントワネットの時もそうでした。

 

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なので甲斐翔真さんがわたしの観劇の基準です笑

(マリーアントワネットは田代万里生さんのフェルセン伯爵も観たかったですが!)

 

10日のロミオ&ジュリエットは、甲斐さんの大阪千秋楽でした。

なので、普段なら土曜日に一人で出かけることは難しいのですが(子どもがお休みなので)、家族にお願いして観劇させてもらいました。

大阪も蔓延防止策が出ている状態なので少しの罪悪感もありつつ……

なので、最大限の感染対策をして行きました。

そして本当に本当に、行ってよかったです。

感動して終始泣きっぱなしでした。

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甲斐翔真さんのロミオは、ますます磨きがかかっていました。

もうね、ロミオでした。

歌声は高音がすごく伸びやかで、はっとさせられます。

とっても響きます。

低音は少し苦手なのかな? と思いながら聞いていましたが、絶望に襲われた時の低音はすごかった……!

ぞくっとしました。

それまでのロミオとは全然違いました。

家と家の争いに翻弄されながらも、きらきらとピュアに、すてきな仲間に恵まれて真っすぐに育ってきたロミオに、こんなにも深い絶望が訪れるなんて、と。

配信で拝見した時よりもますますロミオになっていて(言い方がおかしいですが)、ふとした動き、親友ふたりといる時や、神父様に会いに行った時など、楽しそうに動いているのがとてもかわいらしかったです。

神父様に「尻の青い」と言われた時や、 「大きくなって」と言われた時とか。

 

ジュリエットはWキャスト両方拝見できました。

配信で拝見した天翔愛さんのとっても初々しいジュリエット。

ピンク?のアイメイクはちょっと濃いかな?と思いましたが笑

今回は伊原六花さんのジュリエット。

伊原さんもミュージカルは初挑戦だったんですね。

去年出演されるはずだったウエストサイドストーリーが中止になってしまったそうで……。

伊原さんの歌声はとっても真っすぐで、死んでしまったロミオに歌っているときなんて、歌声が胸に突き刺さるかと思いました。

かわいらしくて純粋な感じですてきでした。

エストサイドストーリー見てみたいなぁと思いました。

 

1幕の最後のエメは……すごくすごく幸せで、困難も待ち受けていることもわかりつつ、幸せに満ち溢れている二人のデュエットが本当に美しくて。

涙が止まりませんでした。

なのでもうその後のエメのモチーフが切なくて切なくて……。

なんでこうなってしまうの……。

 

あとはもうモンタギューのみんなで歌った「世界の王」ですね。

大好きな歌なのですが、ものすごく楽しそうで思わずにこにこしてしまいました。

前田公輝さん演じるベンヴォーリオとお腹の辺りをくすぐりあっていたりして本当に楽しそう。

そして配信の時の新里宏太さんもですが、大久保祥太朗さん演じるマーキューシオとの悪ガキ3人組が……。

素敵でした……。

Wキャストっておもしろいですね。

同じ人物でも、キャストによって違う。

新里宏太さんのマーキューシオの方が儚げ?な感じがあったのかな。

大久保祥太朗さんのマーキューシオは悪ガキ感もありつつ、頼れる感じがしたかも?

それぞれとてもすてきでした。

配信でも拝見していたベンヴォーリオの前田公輝さんは、生で拝見してもさすがの歌唱力でした。

すごい……ソロも本当にすごかった。

かわいらしい感じの悪ガキ感と、ロミオに振り回されつつも放っておけない一種のお母さん感みたいなものもありつつ……。

だからこそ、エンディングの後、真実を知ったらどうなってしまうんだろう、と。

自分がロミオに「ジュリエットは死んだ」と伝えてしまった。

けれど本当は「ジュリエットは死んでいなかった」

たとえ神父様が真実を隠そうとしたとしても、わかってしまいますよね。

だって「毒を飲んで死んでしまった」はずのジュリエットが「胸(喉?)を突いて」死んでしまっているんですから。

せめてベンヴォーリオだけでも幸せになってほしいです。

 

ティボルトもWキャストどちらも拝見したことになりますが、配信の立石俊樹さんのティボルトは色気むんむんな感じでしたが、今回の吉田広大さんは強くあろうという気持ちが強いような感じを受けました。

どちらにせよティボルトは辛い運命でしたね。

世界の王を聞いた後にティボルトのソロを聞くと涙しかない……。

 

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後は配信の時にも思っていたのですが、大公様の歌唱力にびびりました。

出てきて歌いだしたとたんに鳥肌がぶわーっと。

低音も高音もめちゃくちゃ響く……。 

大人の魅力……。

 

しばらくはミュージカルを観劇する予定を入れていないのですが(夏休みに入りますし)、またちょこちょこ観に行きたいなと思います。

やっぱりミュージカルってすてき。

本当はオペラも観たいけど……。 

 

 

 

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